2008年3月5日水曜日

エフゲニー・キーシン

エフゲニー・キーシン(Evgeny Kissin, Евгений Игоревич Кисин, 1971年10月10日 - )





ロシアのピアニスト、モスクワ生まれ。わずか2歳でピアノを学び始める。

のちグネーシン音楽大学に進んで、アンナ・パヴロフナ=カントルに今日まで師事する。10歳でモーツァルトのピアノ協奏曲(K.466)を弾いてデビュー、11歳で初リサイタルを開くなど、幼い頃から神童ぶりを発揮する。12歳の時、ドミトリー・キタエンコの指揮するモスクワフィルハーモニー管弦楽団で弾いたショパンのピアノ協奏曲が発売され、世界中の注目を浴びることとなる。

以来、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、アバド、カラヤン、小澤など多くの著名オーケストラ、指揮者と共演。

コンクール入賞歴はほとんどないが、国際的ピアニストとして世界各地で演奏・録音活動を積極的に続けている。1986年、初来日し全国ツアーを行う。2003年再来日。いずれも好評である。1990年9月30日にカーネギー・ホールにおいて、アメリカ・デビューを果たす。当日の演奏は絶賛され、CD化されて、世界的名声をいっそう確かなものとした。

近年は自作の発表を行っていないようだが、少年時代にはピアノ小品を作曲・演奏・録音していた。ソ連時代には、世界各地の民謡をリサイタル後のアンコール・ピースとして編曲したこともあった。日本の文部省唱歌を編曲したものは、まとめてアルバムも作ったが現在入手が困難で、日本国内の愛好家やレコードコレクターの垂涎の的になっている。

ショパン、リスト、チャイコフスキー、ラフマニノフ、スクリャービン、プロコフィエフ、ベートーヴェンなど多岐に渡るレパートリーを誇っている。かつてはロマン派音楽とロシアとソ連のピアノ音楽を中心に、超絶技巧を聴かせる曲目が多かったが、近年ではフランクやブラームス、メトネルなど、より内面的・瞑想的な性格の作曲家の作品にも意欲的にとりくみ、新境地を開拓している。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



ショパン/ピアノ協奏曲第1番・第2番ショパン/ピアノ協奏曲第1番・第2番
キーシン(エフゲニー)
BMGビクター
発売日 1996-09-21



これが12歳の演奏か!? 2006-11-23
とても12歳の子供が演奏しているとは思えない。凄い。技巧もあり、感性に溢れている。
おそらく当時この演奏を聴いた人々は、「末恐ろしい」と思ったことだろう・・

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Kissin -Rachmaninov piano concerto n.2, I. Moderato (part1)


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